どうも!ハチ公です🐶
今回は「【ロジックツリーの第一歩!】イシューと枠組み」というテーマについて考えてみたいと思います。
前回、クリティカルシンキングとは?ロジックツリーを作るためには「イシューを抑えて枠組みを作る!」ということを簡単にご説明したと思います。

今回はイシューと枠組みについてより詳しく書いていきたいと思います。
イシューとは?
「検討すべき問いや論点」のことをイシューと言いましたね!
イシューの設定次第では「検討すべき項目や選択肢が大きく変わる」重要なものです。
では早速、具体的に事例を交えて考えてみましょう!
例:人事部長からの指示
あなたはとある企業の人事部で働いています。 ある日人事部長から「これからうちもグローバル化を進めていくためには、クローバルな人材を増やさなくては・・・。ちょっとグローバル人材の育成施策について考えをまとめておいてくれないか?」という指示がありました。
ケースは違えど、こう言った指示ってよくありませんか😅
この場合の「検討すべき論点(イシュー)」はなんでしょうか?
「グローバル人材を育成するためにはどうすればいいか?」でしょうか?
前提条件を確認しましょう
そもそも論ですが、人事部長の言う「グローバル人材」の定義はなんなのでしょうか🤔
- 海外現地で不自由なくビジネスができる語学力を持っている人
- 現地のリーダーとして、現地スタッフをマネジメントできる人
皆さんはどちらを想像しましたか?
1.の場合だと「マネジメント経験無し」の人も対象になりそうですし、語学力育成期間も短くなりそうです。
2.の場合は「マネジメント経験有り」の人を対象に、より高いビジネス語学力が必要になり育成期間が長くなりそうですよね。
また「増やす」点についても「0→10」なのか「100→1000」なのか不明ですし、
「育成」に関しても「いくら予算があって」「どのくらいの期間」で目標達成しなければならないかが不明確です。
予算次第では育成プロセスを外注することも、既に能力のある人材をヘッドハンティングするという選択肢も出てきそうです☺️
このように、実は「検討すべき論点(イシュー)」を正確に特定するのは難しいんです。
想定されるイシューを分解する
この例のように、部長から指示があった時に「『どのような人材』を『いつまで』に『いくら予算』かけて『どの程度(人数)』増やせばいいのでしょうか?」と聞ければいいのかも知れませんε-(´∀`; )
私の場合は「はい!喜んでー(*´∇`)ノ」とノータイムで引き受けてしまうタイプです😅笑
イシューは「検討すべき項目や選択肢が大きく変わる重要なもの」です。明確に把握しておきたいですよね!
そこで「グローバル人材を育成するためにはどうすればいいか?」という仮のイシューを「分解」という方法で明確にしてみましょう!

この様にイシューを分解することで「どんなことを検討する必要があるか」が明らかになりますね!
リアルな現場ですと、プレゼン前段階でこのような図を用いて人事部長と擦り合わせておく必要がありますねᕦ(ò_óˇ)ᕤ
そうすることで、例えば「予算2000万円で2025年までに海外でマネジメントを行える管理職を20人増やすためには、どうすればいいか?」とより具体的なイシューになっていきます!!
この「分解」という作業は「枠組み」を考えるときに非常に重要な考え方なんです!!
枠組みの考え方
漏れなくダブりなく(MECE)
MECEは「漏れなくダブりなく」のことを言います。(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive = 日本語訳するとよく分からなくなるので割愛します笑)




例題:政治家の発言
架空の国の政治家がこう言った発言をしました。 👨「『男性』も『女性』も働き方の選択や育休取得の自由について、深く議論すべきではないか!?」 すると別な政治家がこう切り返しました。 👩「あなたの考え方は少し古いです。これからはLGBTの方々がオープンに活躍していく時代になっていきます。戸籍上の性でしか考えられないあなたに、今後の働き方について深い議論ができるのでしょうか?」
リアルに国会でありそうなやりとりですね😅
「自ら主張したい事」に対して『漏れ』を指摘されカウンターを喰らってしまったパターンですね( ;´Д`)
この場合であれば「男性・女性・LGBT全ての国民に〜」と言えば良かったかも知れません(´∀`; )
実際のビジネスの場合、多少の「ダブり感」は許容される傾向にあります。
しかし「漏れ」がある場合は
- 課題を検討したい場合では「検討すべきこと」を見逃してしまう。
- 自分が言いたいことに「穴」を指摘され、相手に納得してもらえない。
こう言ったことが起り、許容されない傾向になりますねε-(´∀`; )
ではどうすれば漏れがなくなるのでしょうか? ここで「分解」の考え方が活きてきますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
分解の練習
例題:ドラッグストアの売り上げ
あなたはチェーンドラッグストアの運営支援を任されています。A市内の5店舗を担当していますが、1店舗だけ売り上げが停滞気味である。「なぜ売り上げが低迷しているのか」原因を特定したい。
この場合「店舗売り上げ低下の原因を特定する」と言うことをイシューとしましょう。
このイシューを分解してみますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
分解の例
- 顧客単価(商品単価×購入数)×顧客数(新規顧客+既存顧客数−流出顧客)×来店頻度に原因はないか?
- 商品別(商品A、B、C)に原因はないか?
- 自店舗×競合店(A、B、C)×市場(人口系)に原因はないか? など。
切り口や考え方は様々ありますね!
この様にイシューを分解して考えてみる癖を身につけましょう!
分解を考える時のコツ
とは言え考え方って難しいと思います😅
なのでこう言う「視点」で考えてみるとうまく分解できると思いますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
- 掛け算型:(例)売上高=顧客単価×顧客数×来店頻度、数量×個数×値引率など。
- プロセス型:(例)購買決定プロセスAIDMA=Attention(注意)×Interest(興味)×Desire(欲求)×Action(行動)など。
前回の記事でも書きましたが、既存の「枠組み」や「フレームワーク」を使ってみることも効果的です!!
- 「人」「モノ」「金」「情報」
- 5W1H:「What」「When」「Where」「Who」「Why」「How」
- 3C:「自社」「競合」「市場」 など。
あとはひたすら練習あるのみ!
あとは知識ではなく「知恵」にしていくだけです!
特に「枠組み習得」にはひたすら練習しかありませんε-(´∀`; )
なので日常的に簡単な例を作ってみました!
- 今日のランチは何を食べようかな?:(例)和食、洋食、中華
- どのメニューを選ぶべきか?:(例)値段、味、カロリー
- 今週末はどんな予定にするか?:(例)インドア系、アウトドア系 など
枠組み例をそのまま使っても良いですし、自分で考えても良いですᕦ(ò_óˇ)ᕤ
枠組みを考えたあとも【更に分解】しましょうね☺️
この時に注意しなければいけないのは「レベル感」が合っているかです!

画像の例だと「え?なんでチンジャオロースは選択肢に入ってないの?」って突っ込まれそうですよね😅?
レベル感が合っていないと「漏れ」が生じてしまいます💦 なので枠組み同士のレベル感が合っているかどうかを意識しましょう!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまで書いた「イシューの特定」と「枠組みの作成」は基礎になります!
ここが完璧にできる様になったら70%くらいはクリシン習得です(ハチ公の主観)。
- 本質的なイシューを特定するには難しい
- 仮のイシューを「分解」して本質的なイシューを特定する
- 「分解」を活用し枠組みを作ってみる
本物に賢い人たちは、これを「ノータイム」でやっているんですよ😅 すごいですよね💦
ただこれって練習すれば限りなく「ノータイム」に近づけます!保証しますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
一緒に頑張りましょう(*´∇`)ノ
今回も最後まで見て頂きありがとうございました🙇♂️
ハチ公


例題:政治家の発言
架空の国の政治家がこう言った発言をしました。 👨「『男性』も『女性』も働き方の選択や育休取得の自由について、深く議論すべきではないか!?」 すると別な政治家がこう切り返しました。 👩「あなたの考え方は少し古いです。これからはLGBTの方々がオープンに活躍していく時代になっていきます。戸籍上の性でしか考えられないあなたに、今後の働き方について深い議論ができるのでしょうか?」
リアルに国会でありそうなやりとりですね😅
「自ら主張したい事」に対して『漏れ』を指摘されカウンターを喰らってしまったパターンですね( ;´Д`)
この場合であれば「男性・女性・LGBT全ての国民に〜」と言えば良かったかも知れません(´∀`; )
実際のビジネスの場合、多少の「ダブり感」は許容される傾向にあります。
しかし「漏れ」がある場合は
- 課題を検討したい場合では「検討すべきこと」を見逃してしまう。
- 自分が言いたいことに「穴」を指摘され、相手に納得してもらえない。
こう言ったことが起り、許容されない傾向になりますねε-(´∀`; )
ではどうすれば漏れがなくなるのでしょうか? ここで「分解」の考え方が活きてきますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
分解の練習
例題:ドラッグストアの売り上げ
あなたはチェーンドラッグストアの運営支援を任されています。A市内の5店舗を担当していますが、1店舗だけ売り上げが停滞気味である。「なぜ売り上げが低迷しているのか」原因を特定したい。
この場合「店舗売り上げ低下の原因を特定する」と言うことをイシューとしましょう。
このイシューを分解してみますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
分解の例
- 顧客単価(商品単価×購入数)×顧客数(新規顧客+既存顧客数−流出顧客)×来店頻度に原因はないか?
- 商品別(商品A、B、C)に原因はないか?
- 自店舗×競合店(A、B、C)×市場(人口系)に原因はないか? など。
切り口や考え方は様々ありますね!
この様にイシューを分解して考えてみる癖を身につけましょう!
分解を考える時のコツ
とは言え考え方って難しいと思います😅
なのでこう言う「視点」で考えてみるとうまく分解できると思いますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
- 掛け算型:(例)売上高=顧客単価×顧客数×来店頻度、数量×個数×値引率など。
- プロセス型:(例)購買決定プロセスAIDMA=Attention(注意)×Interest(興味)×Desire(欲求)×Action(行動)など。
前回の記事でも書きましたが、既存の「枠組み」や「フレームワーク」を使ってみることも効果的です!!
- 「人」「モノ」「金」「情報」
- 5W1H:「What」「When」「Where」「Who」「Why」「How」
- 3C:「自社」「競合」「市場」 など。
あとはひたすら練習あるのみ!
あとは知識ではなく「知恵」にしていくだけです!
特に「枠組み習得」にはひたすら練習しかありませんε-(´∀`; )
なので日常的に簡単な例を作ってみました!
- 今日のランチは何を食べようかな?:(例)和食、洋食、中華
- どのメニューを選ぶべきか?:(例)値段、味、カロリー
- 今週末はどんな予定にするか?:(例)インドア系、アウトドア系 など
枠組み例をそのまま使っても良いですし、自分で考えても良いですᕦ(ò_óˇ)ᕤ
枠組みを考えたあとも【更に分解】しましょうね☺️
この時に注意しなければいけないのは「レベル感」が合っているかです!

画像の例だと「え?なんでチンジャオロースは選択肢に入ってないの?」って突っ込まれそうですよね😅?
レベル感が合っていないと「漏れ」が生じてしまいます💦 なので枠組み同士のレベル感が合っているかどうかを意識しましょう!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまで書いた「イシューの特定」と「枠組みの作成」は基礎になります!
ここが完璧にできる様になったら70%くらいはクリシン習得です(ハチ公の主観)。
- 本質的なイシューを特定するには難しい
- 仮のイシューを「分解」して本質的なイシューを特定する
- 「分解」を活用し枠組みを作ってみる
本物に賢い人たちは、これを「ノータイム」でやっているんですよ😅 すごいですよね💦
ただこれって練習すれば限りなく「ノータイム」に近づけます!保証しますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
一緒に頑張りましょう(*´∇`)ノ
今回も最後まで見て頂きありがとうございました🙇♂️
ハチ公
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